題名っていつもつけるときに迷ってしまうな。題名のつけられないような取りとめのない、ごちゃっとした内容を書くことも多いし、なんといってもセンスがないので。いや、別に気取る必要はないのだけど、私が拝見している皆さんのブログの題名と比べてしまうと？どうも自分のは頂けないなとなるわけです。
こんなこと書いてる今回も相当に酷いもんですけどねｗ
あとは、誤字脱字の多さにも反省したりしてるんですけどなかなかね。気が付いたらできるだけ直すようにと思っておりますが。
また最近は何もしていない日々が続き。簿記も結局無理そうだなと次回まで引き延ばすことになりました。
勉強もしていないし、映画もほとんど見ていないぞ；
そんな中、昨日は久しぶりに録画しておいた、トータルリコール見てみました。結構古い作品ですよね？映像技術とかセット、特殊メイク等からかなりの古臭さを感じました。リメイクの予定があるようで、そこがどう変わるか非常に楽しみです。そして、主演がコリンファレル、助演にはイーサンホークも出演というのも非常に嬉しい。コリンはマイノリティリポートで好演していましたし、イーサンもSFが合う（クロッシングを見て彼の株が上昇中です笑 トレーニングデイでも◎）。そしてシャロンストーンが演じていた役にでしょうか？、ジェシカビールかケイトベッキンセールあたりが候補になっているようで。でも、シャロンストーンの役よりも、もう一人のブルネ� �トの女性の方が重要ポジションじゃありませんか？！ってことでそっちの役の取りあいなのか？？ともおもったり。どうなんでしょうね。ケイトの方はあまり見たことがないのもあり、ジェシカビールの方がいいかなと個人的には思っていますがどうなるのかな。どちらも雰囲気的にはうまくはまりそうな気がする。
今勝手に考えてみたのですがブルネットの美女役にレイチェルワイズとかどうでしょう？！原作読んだことないので昨日の映画を見てのイメージでですけどね。黒人タクシードライバーのキャスティングも重要だよな～
ゴードン·ライトフットと歌詞ともしあなたが私の心を読み取ることができました
ああ、未読ながらディックらしいな～っていう要素もちらほら見えて楽しかったですね。火星、黒人、女性の効果的な使い方？（強い女性というか）、ミュータント（特異な才能を持っている）、アイデンティティに関して、名前が印象的、原発的なもの、空気不足、政治がらみ等々ね。
そして、アクション映画お決まりの場面も多々あり、これはやっぱり、映画用に新設された部分かな～とか思いながら見ていました。
この作品って非常にヒットしたんでしたっけ？となると、新版も同様にアクション多めになるんでしょうかね～。マイノリティリポートは結構その点自然に見られたんですけども。
地上波のを見たので、カットされていた部分もあるのかもしれないけど、色々とあっさりしすぎていた気がして残念だな～。。。すかっと？してるとも言えるかもしれないけど、ベースだけ原作から取ってあとは映画用に創出された感じがします。。。原作を是非読みたいですね。最後とかあんなに顔が膨らんだのに元に戻るとかあり得るのか？原作でもそこまで描かれているのか？とか気になりました笑
シュワちゃんの腕の太さには笑いましたよ。そしてシャロンストーン綺麗だわー。この役の設定？脚本のやっつけ感が酷いと思ったけどｗ
ですが、キャスティングは良い方かと思いました。
リメイク版は長くなってでもいいからもっとしっかり濃くやってもらいたいな～と思ってるけど期待しない方がいいのかな。そうだ、アジャストメントがやっぱり不安になってきました。。。ディック感が濃～い感じだと良いんだけどね。アジャストメントのポスター結構好きです。新鮮味があって面白い。色彩もよい。
今までディックの本を
スキャナーダークリー、流れよわが涙～、ヴァリス、火星のタイムスリップ、シュビラの目、ドクターブラッドマネーと読みましたが、現時点で一番ディック作品入門に向いているのはスキャナーダークリーかなと思います。（誰にも聞かれたわけじゃないんですけどｗ）文章的にも読みやすいし、ディック作品ならではの面白さもぎっしり詰まっていると思うので。これを読めば、合う合わないもわかりやすいのではないでしょうか。短編はある種読みやすいとは思いますが、ディック作品の魅力は長編にあると私は思っていますので（まだ短編１冊しか読んでいないけどね）。
というかスキャナーダークリーの映画はおススメです。そこから入るのが一番ですよね。それで気に入ったら原作へというながれが一番かと。
"それにそれを行う" - 歌詞
本当にリチャードリンレクターって凄いな！素晴らしいな！という思いが日に日に増しますよ。原作への忠実っぷりが凄いし、こんなに内容が濃いのに１００分ほどにまとめ上げたなんてもうただただ驚き。アニメ調？の技術への注目が大きかったようですが（当時ね）、もうちょっと多くの人に見られて評価されてもいいのではと思ってしまうのです。押し付けがましくなってますけども；；
気になり始めたのですが、ディックの知名度ってどんなもんなんでしょうね。SFの巨匠的なことを見た気がするし、たくさん映画化もされているので凄くポピュラーなのかと思いきや私の行った本屋さんではディック作品見かけませんし。。。読書家なら知ってるくらいなのかな。SF好きまでいかないと知らないのかな。
各作品を端的に振り返ってみると
ヴァリスは異次元に凄い！って作品。
火星のタイムスリップは私にとっての重要作品。
ドクターブラッドマネーは個人的にというよりは普遍的に？重要作品で、考察の余地あり？！
みたいな感じです。
シュビラの目はあまり記憶にないんだよな。。。まだ読んでそんなに経っていないはずなのに、頭がやばいな；；
全然悪くはないし、ディック要素も当然それなりにあって、共感できたり、鋭いな～面白いこと言うな～みたいなのもあったはずなんですけども。私が短編のスピードについていけなかっただけかな。また今度、他の短編にチャレンジしようと思います。
ジムジャムブリンスキンっていう語感が良いね笑 あ、そうだ！色々と未来のことを的中させてるなと思いました！！！（他の作品でもそうだったりしますけどね。鋭いです彼は。）そこに感動してうるっと来てしまいそうになった笑
流れよわが涙～は個人的に共感しづらく、入り込みにくかった感じ。ただ、倒錯感？なんかは十分に出ていたかな。スピード感もあるね。だから読みやすいにはやすいかもしれないけど、好き好きは分かれそうな感じ。主人公が一般人ではないしね。
空は私の上に倒れる
※以下、微妙にネタばれと取れるようなことも書いているので御気をつけください。
シャイニングの方は１５０ページくらいまで来ました。
ここまで読んでの感じでは、確かに映画とは結構違うかもっていう。正直キューブリックの素晴らしさに痺れていますｗ もうあの作品を見てからしばしばあの作品について考えてしまって、頭から離れないんですよね。
これは必見の作品だと思いますよ！凄く見易くて、楽しくて、中身もちゃんと詰まっていて、美しくて。
この原作をあんなふうにキューブリックは切り取ったのか～！っていう感動。ロングバージョンの方？も見たいな～・・・。
今の時点ではとりわけ、奥さんの描き方が映画と違うかな～。こういう過去があった設定なんだ～とか。なんかイメージ的に見た目も違う感じがするんだよね。どうしても、映画の彼女の印象が強いので（好演してましたね。彼女をキャスティングしたセンスも凄いと思った。イリーナダグラスに似ているような。）本を読んでいても彼女の顔が出てきてしまうんだけど。キューブリック的には新たにオリジナルの奥さん役を作ったって感じなのか、小説通りの背景を持った女性として描いたのか、気になるところ。
あの小説は長くて全て映像化出来ない中で、省くところ、抽出するところ、場合によっては表現のために作り変えるところのチョイスが素晴らしいと感じますね。演技、演出での表現による補いも大きいけどね。
いちいち事細かに説明しないゆえの美を感じさえするような。現実と非現実のあいまいで不思議な、不気味な？魅力的な？感じも際立つし。
登場人物の性格の差なども含め小説との違いさえ原作とは別の魅力としてきちんと成立してる感があります。
もしかしたら、キングとキューブリックとでは伝えたいこと、表現したいこと、テーマが違うなんてこともあるんじゃないかと感じている次第です。読み進めてどうなるか。楽しみですね。
ジャックの状況、奥さんの心情、ダニーの心情が細かく書かれているので小説は小説で楽しんでいるところでして。映画からもなんとなく伝わったところもあるんですけどもね。また違う感じもあるので。
映画の方も、小説を読み終えたらまた見たい！！！というか、今すぐ見たいくらいの感じですけどｗｗ
そうだ、映画の方の字幕があまり巧くないなと思いました。。。これでは伝わるものも伝わらないというか、作品として非常に大事なテーマ部分？がわかりにくくなってると思います。汚い言葉を使ったのに、字幕に反映されていなかったりして。記憶が薄れてきてはいますが、ニグロといったところを普通に黒人と訳していたりして良くないな～とも思ったり。
あと、特に古い作品って、ちょっとした言葉（返事、応答）の時は字幕にされてないことって多くないですか？音声聞いていれば理解できるような部分だから訳されていないわけではありますが、なんだか気持ち悪く感じてしまいます。
All work and no play makes jack dull boy.が出てきたときに私の中でこの作品は傑作に変わりましたね。ここで、いろんな今まで見え隠れしていた表現がすきっとしたといいますかね。単なる娯楽作品に終わらないと。
もう印象深くてこの台詞を覚えてしまいましたわ。そして今しがたちょっと調べてみたところ、元からこういった（しかもちゃんとJackで）ことわざがあるようで、非常にうまく出来てるな～と。
日本のことわざにすると「よく遊び、良く学べ」といった感じになるとか何とか。ここまで知っていたらさらに感動は高まっただろうな。
小説でここがどう表現されているかも今から楽しみ！
お化けとか、幽霊で怖がらせるのじゃなくて、しっかり、精神的に来る感じが好きです。一応心霊現象的なものが関わっては来るけど、全然現実として起こりえそうに思ってしまいそうになる（変ですかね？！）。現実的なテーマを誇張する道具として非日常的現象が使われている感じというか。
ジャックもただの狂人ではないことがきちんと表現されていて、非常に悪いところ、良いところを含めて人間的でもあるように見えるんですね。
でも、様々なジレンマなりを抱えてしまっていて。。。っていう。時代性も感じるし、でも普遍性もあるし。
色んな対象に対して浅いところ、深いところに内在する差別。人種、ジェンダー、階級。
自分自身も「男たるもの」っていう部分に押しつぶれそうになっているし。（小説ではその辺のジャックの背景がより詳しく描かれている）
キューブリックのことはよく知りませんけど、彼はセンスの人だなと感じてます。芸術家的というか。
構成等のうまさもそうなんでしょうけど（巧過ぎて気がつかないのか？）、音楽、映像、美術、キャスティング等々が毎度素晴らしい（なんか素晴らしいばっかり馬鹿みたいにいっていますが；語彙力ない；stunningってとこでしょうか）のでね。
シャイニングのダニー役の髪型に対するこだわりも強そうに感じだよ笑
バリーリンドンのサントラ欲しいな～と思ってAmazonを見たらかなりのプレミア価格になっていまして；時計仕掛けのオレンジもそうですし、再版してくれないのかな～それかデータ販売か。。。
キューブリックのboxはまだ迷うところだな。
絶対欲しいのは、シャイニングと時計仕掛けのオレンジ、ロリータで、２００１年とアイズワイドシャットはあれば見直すかな～って感じで。うん、２００１年は再挑戦するべきかな笑
フルメタルジャケットとバリーリンドンは悪くはないけど見なおすかは謎って感じで。。。
版権の関係だろうから仕方ないけど、博士の異常な愛情も今再び見直したいと思っているところなので、一緒に入っていたら嬉しかったのになあ。
今度は現ナマに体を張れを借りてこようかな。スパルタカスは多分私にはハマらなそうなジャンルの作品なのでね。バリーリンドンも上手く出来てるなとは思ったけど、こういった話、時代にはあまり乗れないもんで。全然違うかもしれないけど、中世版キャッチミーイフユーキャンみたいな？！！
主人公の家系に嫌な人物、卑しい人物多過ぎだしさ。。。
それも人生、それも社会、世界ってことなのかもわからないけど。
いつもながら皆演技も上手くてね。ライアンオニール（初見）はゴツめのクリスチャンベール、いとこの女性はエミリーモーティマー、奥さん役は上品なカットデニングスみたいだったｗ
奥さんの役が素敵でした。
シャイニング、もっと早くに見ておけば・・・！とも思ったけど、逆にある程度色んな事がわかるようになった今見て良かったのかもなとも思います。この素晴らしさをスルーせずに済んで。
ジャックニコルソン好きになってからだったのも大きい気はするけど。もう彼がかっこよく見えてきてしまって、ついに私もここまで来たかっていう笑 マイケルダグラスも好きだから同じようなもんか。
カッコーの巣の上でも見返そうかな～。このときのニコルソンって、こち亀の両さん的な感じがするなって思ったんですよねｗ結構昔の話ですけど。
シャイニングについてごちゃごちゃ勝手に書きましたけども、とりあえず、わくわく、はらはら出来て楽しい作品なので未見の方は是非！ｗ
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